スポーツ(クーペ)タイプの特徴

街行く車が2BOXタイプのコンパクトエコカーか1BOXタイプのミニバンばかりになった昨今、てっきり見かけなくなったのが2ドアのスポーツクーペです。

クーペとは2ドア車の総称的な使われ方をしてきました。
2000年代に入り、某ドイツの高級車メーカが、この言葉を単なる三人称として4ドアにも使いだしたため、昨今では言葉の定義もあいまい化しているという見方もあるようです。
基本的には、運動能力を優先させた車のことで、前後の車重バランスを極力優先させた造りとなっているのは特徴です。 

それを追求するためには車内スペースは最小限に抑えます。
またミッドシップやRRリアエンジン後輪駆動に代表されるレーシングカーともなりえる車では、当然ながら後部座席の空間をエンジンに取られますから、運動能力を高めれば4ドアはありえないということになります。

また空気抵抗を減らすことも運動能力向上に役立ちますが、極めれば車高が低くなり、その分ドア面積も高さ方向が稼げませんから、結果的に横に広げる、そうすると4枚のドアは難しいということです。

なので基本的にこのドイツメーカ以外は4ドアにこの言葉は使っていません。
唯一例外は国産のロータリー車メーカで、既に絶版にはなりましたが、一部の車の補助的に後方ドアを採用していたものもありました。

いずれにしても運動能力の高さを持って走る楽しさを体感する車だということです。
90年代までは国産各社からリリースされていました。 

当時は280馬力戦争といわれ、これが国産各社の技術水準の向上と発展に大きく貢献したことは間違いありません。

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